NEC、「NEC ものづくりDX映像AI分析ソリューション」を販売開始
今回は「NEC、「NEC ものづくりDX映像AI分析ソリューション」を販売開始」についてご紹介します。
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NECは3月5日、製造現場の映像から作業内容の自動認識を容易に実現する「NEC ものづくりDX映像AI分析ソリューション」の販売を開始した。提供開始時期は5月を予定し、2年間で100ライセンスの導入を目指す。価格はオープン価格としている。
同ソリューションには同社独自の映像認識AIが活用されている。あらかじめAIに人の姿や製品・工具などを学習させているため追加学習が不要という。ノーコードでさまざまな作業の検知モデルの作成である。
なお同ソリューションは、Milestone Systemsのビデオ管理ソフトウェア「Milestone XProtect」とセットで提供する。これにより、これから映像収集を始める企業でもカメラを準備すればすぐに利用を始められる。同ソフトウェアは世界150カ国以上で50万件以上の導入実績があり、世界トップクラスのシェアを有する。
人・姿勢・装着品・物体など複数の映像認識AIを統合したNEC独自のAI技術を活用しているため、複数の条件設定を組み合わせることで作業時間計測、作業種別・作業滞留・ジェスチャーなどさまざまな検知が可能だ。AIに搭載している学習モデルにはない物体や動作については、数枚の画像を登録することで認識が可能となる。
検知モデルの作成や実行管理・可視化については、シンプルなグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)により、読み込んだサンプル映像を基に「何が」「どこで」「どうなったら」「何をする」といった作業の検知モデルをノーコードで作成できる。また、映像の録画、検知の実行管理、検知結果の可視化まで作業分析に必要な一連の作業に対応したGUIも実装し、操作性を高めている。