新潟県長岡市、高齢者などの災害時避難を支援するサービスを運用
今回は「新潟県長岡市、高齢者などの災害時避難を支援するサービスを運用」についてご紹介します。
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新潟県長岡市は、「NEC避難行動支援サービス」を導入した。NECが2月14日に発表した。
NEC避難行動支援サービスは、災害時に避難行動要支援者について個別避難計画をデジタルで作成・管理し、自治体と地域コミュニティーとの連携による安全かつ円滑な避難を支援する。避難行動要支援者とは、自ら避難することが困難な高齢者や障害者などのこと。長岡市ではこのサービスを4月から運用開始する。
同サービスの活用により、これまで紙で作成していた個別避難計画をタブレットなどのスマートデバイスを用いて作成できる。また自治体向けアプリケーション(LGWAN-ASP)上に構築しているため、セキュリティを担保した上で庁舎外からも避難に関わる情報の入力や更新ができるようになり、市職員の負荷も軽減できる。
今回の導入で、平時だけではなく災害発生時も含めた地域コミュニティーとのさらなる連携強化を実施しやすくなる。要支援者本人の意思やプライバシーに配慮しながら、今後は地域の支援者などに対しても個別避難計画を参照できるようにしていくという。