西京銀行、「Azure」ベースの勘定系システムを稼働開始
今回は「西京銀行、「Azure」ベースの勘定系システムを稼働開始」についてご紹介します。
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西京銀行(山口県周南市)とBIPROGYは5月7日、BIPROGYのオープン勘定系システム「BankVision on Azure」を用いた新勘定系システムが6日に本格稼働を開始したと発表した。同行は3~5日に新システムへの切替え作業で全オンラインサービスを休止し、6日に無事作業を完了した。
BankVision on Azureは、BIPROGYが開発する「Windows」ベースのフルバンキングシステム「BankVision」の1つで、西京銀行では開発自営型クラウドシステムとして導入された。BankVisionとしては11行目の本番稼働となり、BankVision on Azureでは2021年5月に北國銀行(金沢市)が稼働を開始し、山梨中央銀行(甲府市)が導入を決定している。
西京銀行では、顧客の利便性向上と事務業務の生産性向上、今後の金融商品やサービス開発の生産性向上の実現に向けて、メインフレームの共同利用型勘定系システムからパブリッククラウドを稼働基盤とした開発自営型のオープン勘定系システムへの移行を進めていた。
同行は、新勘定系システムと合わせて、BIPROGYの次世代営業店システム「BANK_FIT-NE」とオープンAPI公開基盤「Resonatex」も導入し、これらも稼働を開始した。これによって営業店での顧客の手続きの負荷軽減、事務業務の削減による生産性向上、多彩なサービスとのシームレスな接続を実現するとしている。