IBMが買収を決めたHashiCorp、市場での評価と狙い
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米IBMが4月にインフラ管理サービス「Terraform」などを提供するHashiCorpを1株当たり現金35ドルで買収することで最終契約を締結したと発表した。HashiCorpは、企業のハイブリッド/マルチクラウド環境の自動化を可能にする広範なインフラライフサイクル管理およびセキュリティライフサイクル管理機能を提供する。
The Wall Street Journalは、2024年4月24日の記事で、IBMがHashiCorpの約4400社の顧客名簿にアクセスできるようになるとしている。
HashiCorpは、特権アクセス管理(Privileged Access Management:PAM)分野においても、2023年の「Gartner Magic Quadrant」に選出されている。アイデンティティー主導の制御により、企業がクラウド全体で安全なリモートアクセスを実現できるよう支援する点が評価されている。
IBMは、HashiCorp買収の理由ついて「強力な戦略的適合性」「重要な注力分野における成長の加速」「獲得可能な最大市場規模の拡大」「魅力的な財務機会」を挙げている。
IBMによるHashiCorp買収についての記事を集めた。