サイバーリーズン、日本に開発拠点新設–グローバルの研究開発を強化
今回は「サイバーリーズン、日本に開発拠点新設–グローバルの研究開発を強化」についてご紹介します。
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サイバーリーズンは、グローバルの研究開発拠点であるイスラエルのテルアビブに加え、日本にも製品開発拠点を新設すると発表した。
同社は、AIを活用したサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason」を展開している。今後既存製品は、テルアビブのノウハウを活用し、新製品「Cybereason XDR」「Cybereason SDR」は日本の開発チームが主導する。
Cybereason XDRは、「Google Cloud Platform」を基盤としたサイバー攻撃対策プラットフォームで、企業・組織のIT環境全体のログデータを解析し、攻撃の全体像を可視化することで、迅速な検知・対処を可能にする。
Cybereason SDRは、オープンなセキュリティオブザーバビリティ(可観測性)とAI駆動型アナリティクスを搭載したプラットフォームで、組織全体のデータを統合し、脅威の検出・調査・修復時間を短縮する。
同社は、日本に開発拠点を新設することで、日本市場に精通した開発チームが顧客ニーズを迅速かつ的確に把握し、製品・サービス導入において日本の運用チームが迅速かつ柔軟に対応できるようになると説明。これにより、日本・アジア太平洋地域の顧客ニーズへの対応力を最大化する。
さらに、日本とテルアビブの開発チームが連携することで、開発期間の短縮と新機能・サービスの迅速な市場投入が可能になる。両拠点間でのアイデアやノウハウの共有により、AI技術を活用した革新的な技術開発も推進する。
サイバーリーズンは、今後欧州や北米にも開発拠点を展開し、グローバルな製品・サービス開発体制を構築していく。