フライウィール、会話形式でデータ活用を支援する「Conata Data Agent」を提供

今回は「フライウィール、会話形式でデータ活用を支援する「Conata Data Agent」を提供」についてご紹介します。

関連ワード (データマネジメント等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 フライウィールは、情報検索技術と生成AIを活用したデータ活用アシスタント「Conata Data Agent」の提供を開始した。企業内に眠った多種多様なデータと知見に基づいたAIが適切な情報を検索し、課題解決を支援するサービスになる。

 フライウィールの代表取締役で最高経営責任者(CEO)を務める横山直人氏によると、Conata Data Agentは「ナレッジ検索機能」「マイニング機能」「データ分析・可視化機能」の機能群で構成される。

 利用者はプロンプト(指示文)をConata Data Agentのユーザーインターフェース(UI)に入力すると、社内の知見に基づいてチャット形式で回答が生成される。例えば、過去のトラブル報告書や関連ドキュメントを横断的に検索し、類似事例や設計情報、事前検証結果を用いて、質問に対する回答を迅速に提示できるという。

 企業内に点在するPDF、画像、ドキュメント、表計算、スライドなどの形式のデータと連携でき、検索拡張生成(RAG)を活用することで構造化・非構造化データの両方からリアルタイムに情報を生成する。

 「⼀般的なRAGと⽐較し、効率的に情報を処理し、関連性の⾼い情報の選択から、複雑な質問にも多⾓的で詳細な回答を⽣成できる」と横山氏は違いを説明する。

 また、Conata Data Agentには自動学習機能が備わっており、利用を重ねるごとに精度が向上していく。これにより、専属のデータアナリストのように、企業独自の知見を踏まえた分析結果が表示されるとしている。

 Conata Data Agentのユースケースとしては、過去の提案資料を参考した「営業改善」、特定の商品情報の問い合わせに即時回答する「品質管理」、よくある質問や社内Wikiから回答を生成する「問い合わせ対応」、社内の事務手続き方法を確認する「社内検索」などを想定する。

 利用料金については、参考価格として「月額80万円から」(横山氏)としている。

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