WHIとサイダス、新製品「COMPANY Talent Management」を提供–日本企業向けに使いやすさなど追求
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WHI Holdings(WHI HD)は11月14日、傘下のWorks Human Intelligence(WHI)が提供する統合型人事システム「COMPANY」と、サイダスが提供する人材データ基盤「CYDAS」を統合型人事システム「COMPANY」を組み合わせた新製品シリーズ「COMPANY Talent Management」を発表した。
WHI HDは2024年6月24日にサイダスを子会社化し、「HCM Full Suite」構想の一環としてタレントマネジメント領域を強化している。COMPANY Talent Managementは約4カ月を費やして共同開発された。
COMPANY Talent Managementの提供を通じて、WHIとサイダスは日本企業のタレントマネジメントと人的資本経営の推進を支援する。ビジネス環境の変化や人材不足により、企業の人材投資が活発化する中で、タレントマネジメントへの関心が高まっている。COMPANYにCYDASを統合することで、日本企業の複雑な人事制度に最適化し、タレントマネジメント推進のための製品を提供する。
COMPANY Talent Managementは、人材と組織の可視化・分析に加え、企業が求める人材やポジションの定義を組み合わせている。これにより、人材の確保、最適配置、将来の異動・登用、ジョブ型・メンバーシップ型・ハイブリッド型の多様な人事管理など、日本企業のタレントマネジメント機能を網羅する10の製品群を提供する。
また、全ての従業員が直感的に操作できるように設計されたユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス(UI/UX)により、積極的なシステム活用を支援する。日常的な利用を促進することで、価値観やモチベーション、キャリアプランなどの定性的な人材データを蓄積、参照できる。さらにCOMPANYとともに利用することで、人事や給与、勤怠などの異動歴や資格、評価結果などの定量的な人材データも参照でき、精度の高い最適配置やリアルタイムな情報に基づく要員計画の作成を実現する。
今後は、人的資源に特化したAI技術を組み込み、従業員の強みやキャリア志向などの情報を解析し、空きポジションやジョブに対して最適な人材をレコメンドすることで、業務効率化と戦略的意思決定を支援する機能を順次リリースする予定だ。