NY州司法長官がアマゾンを提訴、新型コロナ対策の不備と従業員への報復的措置を指摘
今回は「NY州司法長官がアマゾンを提訴、新型コロナ対策の不備と従業員への報復的措置を指摘」についてご紹介します。
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本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
ニューヨーク州のLetitia James(レティシア・ジェームズ)司法長官は、Amazon(アマゾン)が同州にある2つの施設で適切な健康安全対策を怠ったこと、そして苦情を言った従業員を不当に懲戒解雇したことを主張し、ニューヨーク州最高裁判所に提訴した。
ジェームズ氏は2020年3月にAmazonの調査を開始した。同氏の事務所によると、当初はスタテン島の発送センターとクイーンズ区の配送センター(合計5000人以上の従業員を雇用)の状況に焦点を当てていたが、後に従業員の解雇や懲戒処分にまで調査を拡げることになったという。
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声明の中で、ジェームズ氏は次のように述べている。
AmazonとそのCEOは、この危機の間に数十億ドル(数千億円)の利益を上げましたが、勤勉な従業員は危険な環境に耐えることを余儀なくされ、そしてこれらの懸念を正当に表明した従業員は報復を受けました。新型コロナウイルス感染流行が始まって以来、Amazonが人々よりも利益を重視し、従業員の健康と安全の確保を怠ったことは明らかです。パンデミックの間も、この国を動かし、それを維持してきた労働者が、最悪の待遇を受け続けているということです。私たちがAmazonの行動に対して責任を追及しているように、私の事務所は、あらゆる形での搾取や不公正な扱いからニューヨークの労働者を守ることに、引続き専念していきます。
Amazonは先週、ジェームズ氏を先制して提訴し、職場の安全は米連邦に属する問題であり、彼女には提訴する権限がないと主張していた。
「先週の提訴で示した通り、私たちは従業員の健康と安全を深く気にかけており、司法長官の提訴は、Amazonの業界をリードするパンデミックへの対応を正確に表現したものではないと考えています」と、Amazonの広報担当者であるKelly Nantel(ケリー・ナンテル)氏は声明で述べている。
今回の訴訟では、Amazonが適切な清掃・消毒や接触者追跡について定めた州法に違反し、従業員が「保健、衛生、社会的距離、必要な清掃に取り組める時間が取れるように」生産性の方針を改めなかったことなどを訴えている。
この訴訟はまた、Christian Smalls(クリスチャン・スモールズ)氏の解雇(自身も同社を提訴している)と、Derrick Palmer(デリック・パーマー)氏への警告を「労働者の不満に対する迅速な報復的措置」であると指摘している。
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ジェームズ氏の事務所によると、この訴訟ではAmazonの方針の変更、スモールズ氏への未払給料および損害賠償の支払いと同氏の復職、パーマー氏への損害賠償、そして「Amazonが違法行為の結果として得た利益の放棄」を求めているという。
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画像クレジット:ANGELA WEISS/AFP / Getty Images
【原文】
New York Attorney General Letitia James has filed a lawsuit alleging that Amazon failed to provide adequate health and safety measures in two New York facilities, and that it unlawfully disciplined and fired employees who complained.
James opened an investigation into Amazon in March of last year, which her office says initially focused on conditions at a fulfillment center in Staten Island and a distribution center in Queens — collectively employing more than 5,000 people — before expanding to look at the firing and disciplining of employees as well.
In a statement, James said:
While Amazon and its CEO made billions during this crisis, hardworking employees were forced to endure unsafe conditions and were retaliated against for rightfully voicing these concerns. Since the pandemic began, it is clear that Amazon has valued profit over people and has failed to ensure the health and safety of its workers. The workers who have powered this country and kept it going during the pandemic are the very workers who continue to be treated the worst. As we seek to hold Amazon accountable for its actions, my office remains dedicated to protecting New York workers from exploitation and unfair treatment in all forms.
Last week, Amazon preemptively sued James, arguing that workplace safety is a federal matter and that she did not have authority to bring her suit.
“We care deeply about the health and safety of our employees, as demonstrated in our filing last week, and we don’t believe the Attorney General’s filing presents an accurate picture of Amazon’s industry-leading response to the pandemic,” said Amazon spokesperson Kelly Nantel in a statement.
Among other things, the suit alleges that Amazon violated state laws around cleaning and disinfection protocols, as well as contact tracing, and that it failed to alter its productivity policies to allow employees “to take the time necessary to engage in hygiene, sanitation, social-distancing, and necessary cleaning practices.”
The suit also points to the firing of Christian Smalls (who has filed his own lawsuit against the company) and its warnings to Derrick Palmer as “swift retaliatory action against workers’ complaints.”
James’ office says that it’s seeking changes in Amazon’s policies, backpay/damages and reinstatement for Smalls, damages for Palmer and “requiring Amazon to give up the profits it made as a result of its illegal acts.”
(文:Anthony Ha、翻訳:Hirokazu Kusakabe)
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