NEC、歩行センシングサービスを機能強化–O脚・X脚の傾向など推測
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NECは、歩行センシングインソール「A-RROWG」の機能を強化し、マクアケのショッピングサイト「Makuake STORE」を活用して提供開始した。
A-RROWGでは、専用アプリから歩行状態や改善に向けたアドバイス、トレーニングメニューを確認できる。小型の歩行分析センサーを搭載した専用インソールを靴に入れるだけで、自然に「歩容(≒歩行の質)」を計測できるという。
今回、従来から計測している歩行速度、歩幅、接地角度、離地角度、足上げの高さ、足の外回し距離に加え、フレイル(身体的機能や認知機能の低下が見られる状態)のレベルやCPEI(Center of Pressure Exclusion Index=足圧中心移動指数)など、17の計測項目を追加した。これにより、加齢に伴う運動能力の低下具合やO脚・X脚の傾向を推測できるようになった。
NECは、ユーザーに同サービスに関するインタビューを重ねており、その中で歩き方のデータから自身の健康状態を客観視したいというニーズが大きいと分かり、今回の機能強化に至ったという。
今後、医学系研究機関や靴メーカーなど法人向けに提供している「歩行センシング・ウェルネスソリューション」でも同機能の提供を目指す。パートナーとの連携やヘルスケア向けの機能強化を進めるとともに、2023年までに法人向けと合わせて3万ユーザーへの提供を目標としている。