競争力を高めるにはDevOpsが必要、導入のリスクを下げるには
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ソフトウェア開発とIT運用を連携させる「DevOps」と呼ばれる手法は、現代のアプリケーション開発において重要な役割を果たしている。DevOpsは継続的デリバリーに関する一連の原則に基づく手法で、ソフトウェアを信頼できる形で反復的にリリースするプロセスを生み出すためのものだ。
DevOpsのコンセプトは10年近く前から存在しているが、広まったのはここ数年のことだと言っていい。多くの企業はまだこの手法を採用していないが、その主な理由は、変化に対応するのは難しいことであり、リスクも伴うからだ。しかし一般には、それ相応のメリットを得られる場合が多い。筆者は、ソフトウェアの導入にかかる時間が10分の1になり、変化を起こすためのリードタイムも数分の1に短縮された企業をいくつも知っている。DevOpsを採用しようとしないアプリケーション開発部門は、企業の足かせになり、いずれは他社に後れを取り始めることになるはずだ。
世の中には、高品質のソフトウェアをハイペースでリリースしながら、DevOps導入のリスクを減らすことができるベストプラクティスが存在する。KeysightのAtlanta Sotware Design Centerで同部門のジェネラルマネージャーを務めているDeepty Chauhan氏は、最近行われたウェビナーで、そうしたベストプラクティスや、同社のDevOpsに関する経験を紹介している。このウェビナーは「Optimizing DevOps with Keysight’s Continuous Testing Bootcamp」と題したイベントの一部として配信された。
ソフトウェア開発に関するほとんどすべてのことが変わりつつある。これは、リスクを減らし、完璧な顧客体験を提供しながら、同時にイノベーションを迅速に進める必要があるためだ。DevOpsは、企業が顧客に価値を提供し続けるためのチャンスだとChauhan氏は言う。DevOpsを成功させるための鍵は、アイデアを素早く製品に落とし込み、顧客から頻繁にフィードバックを得て、そのプロセスを繰り返すことだ。