NTT、クアルトリクスのEX管理ツールを従業員に展開–従業員体験を向上
今回は「NTT、クアルトリクスのEX管理ツールを従業員に展開–従業員体験を向上」についてご紹介します。
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NTTは、国内グループ約100社(約15万人)に向けて、クアルトリクスの従業員体験(EX)管理ツール「Qualtrics EmployeeXM」を導入した。SAPジャパンとクアルトリクス社が発表した。
NTTでは、デジタル化/デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に向け、働き方改革や全管理職を対象にしたジョブ型人事制度の拡大などの制度・環境の整備を進めている。こうした経営・人材戦略を進める上で、従業員のエンゲージメントを向上させ、経営・人事戦略に共感し、自発的に仕事に取り組む従業員の育成を目指している。
同社によると、同ツールは、従業員が所属する会社に対する愛着や信頼度をエンゲージメントスコアとして数値化する「エンゲージメント調査」を行う目的で導入したという。
調査には、グローバルで広く利用されている設問とNTTグループオリジナル設問を利用し、グローバル水準や日本国内他社、NTTグループ各社を比較しながら組織ごとに課題を抽出・分析した。これにより、改善のためのアクションを取るPDCAサイクルを回すことができたという。
同社はQualtrics EmployeeXMについて、学術的な研究を基に設計された調査フレームワークを提供していることや、優先的に改善すべき領域を特定でき、改善アクションに繋げやすい点などを評価している。
今後は入社から退職に至るまでの従業員にとっての重要なイベントに対応するライフサイクルサーベイなども実施し、複合的に従業員のエクスペリエンスを分析。その結果から実際の戦略・施策への落とし込みなどにも取り組んでいく。