CDNエッジでJS/TS/WASMを実行できる「Vercel Edge Functions」正式リリース。Node.jsサブセットを目指す
今回は「CDNエッジでJS/TS/WASMを実行できる「Vercel Edge Functions」正式リリース。Node.jsサブセットを目指す」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Next.jsの開発元であり、Webアプリケーションのホスティングサービスなどを提供するVercelは、CDNエッジでJavaScript/TypeScript/WebAssemblyを実行できるサーバレス基盤「Vercel Edge Functions」の正式リリースを発表しました。
Announcing Vercel Edge Functions: instant, cost-effective compute.
JS/TS/Wasm
Deploy functions close to your data and users
10x more cost-effective
Streaming and Edge Caching
Support for longer invocationsTry it today for free.https://t.co/4Hma88zcqE
— Vercel (@vercel) December 15, 2022
Vercel Edge FunctionsはMicroVMにChromeブラウザで採用されているJavaScriptエンジンのV8を組み込むことで、軽量かつ高速なJavaScript/TypeScript/WebAssemblyランタイムを実現。
Next.js、Nuxt、Astro、SvelteKitなどのWebアプリケーションフレームワークに対応します。
サーバレス基盤としての関数の実行はキャッシュの後に行われるため、キャッシュとレスポンスの両方を返すことができ、データの取得や書き換えに適していると説明されています。
Vercel Edge FunctionsをNode.js APIのサブセットに
開発元のVercelは、将来的にVercel Edge FunctionsをNode.js APIの適切なサブセットにすると表明しており、これにより性能やコストに基づいて実行環境を選択できるようにするとしています。
また、Vercel Logs and Monitoringを皮切りに、関数の可観測性やエラーの報告機能も改善し、問題が発生した際のトラブルシューティングをよりシンプルにしていくことも表明しています。
Vercel Edge Functionsは、試用やホビー向けには月間50万回の実行まで無料で利用可能です。