マイクロソフト、「経営トップ250」で3年連続の首位
今回は「マイクロソフト、「経営トップ250」で3年連続の首位」についてご紹介します。
関連ワード (経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
米国の企業をランク付けした「経営トップ250」で、Microsoftが3年連続の首位に輝いた。
The Wall Street Journalの経営トップ250は、米国の大手上場企業の番付であり、クレアモント大学院大学のドラッカー研究所が作成している。
首位はMicrosoftで、Apple(2位)、IBM(3位)、General Motors(4位)、Whirlpool(5位)がこれに続いた。WSJが指摘したように、2021年はテクノロジー企業がトップ5を独占した。2022年のトップ5には、第一次世界大戦よりも前に創設された企業が3社含まれている。IBMとWhirlpoolは1911年に創設され、GMは1908年に創設された。6位に入ったのは、GPUを手がけるNVIDIAだ。
Googleの親会社であるAlphabetは2022年、24位に順位を下げた。WalmartやHome Depotよりも下位だが、チップメーカーのAMDとQualcomm(いずれも25位)、Verizon Communications(27位)には勝っている。「Facebook」を運営するMeta Platformsは130位で、前年の31位から大幅に順位を下げた。売上高の成長が鈍化していることや顧客満足度の低さ(32.5点)が足を引っ張った。
7位はIntel、8位はAmazon.comで、テクノロジー企業がトップ10の7つを占めた。トップ10の残りの企業は、Johnson & JohnsonとMastercardだ。
トップ20のそのほかのテクノロジー企業には、HP(12位)、Cisco Systems(14位)、Adobe(15位)が含まれる。
2022年のランキングでは、Meta、Amazon、Alphabet、Uber、Salesforceが順位を落とした、とWSJは指摘している。
ドラッカー研究所は、顧客満足度、従業員のエンゲージメントと能力開発、イノベーション、社会的責任、財務力の5つのカテゴリーのスコアに基づいて、各企業の「経営の効率性」を100点満点で評価している。データソースには、J.D. Power、Glassdoor、Clarivateなどが含まれる。
Microsoftは、顧客満足度で48.6点、従業員のエンゲージメントと能力開発で70.8点、イノベーションで133.7点、社会的責任で73.5点、財務力で91.7点を獲得し、総合的な「経営の効率性」のスコアは98.6点だった。Appleの各カテゴリーのスコアは60.7点、61.6点、90.3点、65.9点、92.7点で、「経営の効率性」のスコアは83.2点だった。IBMは、財務力で51.4点しか獲得できなかったが、イノベーションについては99点という高い評価を得た。