PwCあらた、公認会計士の入所式をメタバースで開催–職員宅にVRゴーグル送付
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PwCあらた有限責任監査法人(PwCあらた)は12月13日、公認会計士の入所式をメタバース空間で開催し、114人の新入職員が参加した。同法人が12月14日に発表した。
PwCあらたは毎年、公認会計士試験に合格した人材の定期採用を行っている。新型コロナウイルス感染症の第8波が懸念される状況を鑑み、2021年に引き続きメタバース空間での実施を決定。今回はより臨場感や没入感を味わえるよう、事前に新入職員宅へ仮想現実(VR)ゴーグルを送付し、職員はVRゴーグルを装着してメタバース空間に入る練習をした。当日は、執行部のメンバーも会場にアバターで登場し、新入職員と交流した。
PwCあらたは今期から本格的に、ハイブリッドワーク時代の新入職員研修として、対面、オンライン、VRを組み合わせ、研修の内容や対象者に適した開催方法で行うとしている。例えば、ビジネスマナー研修や交流を主な目的としたイベントは人数を分割して対面で実施し、講師のプレゼンを聞くことが中心の研修はオンライン、不正会計の現場や仕事の進め方など体験を中心とする研修はVRを活用して実施することを予定している。
こうした取り組みを通じて、通勤時間が長い職員、家庭の事情がある職員、自宅の方が集中できると感じる職員など、多様な人材が働ける環境を目指す。同時に、リモート環境のみでは帰属意識が薄まりかねないという問題意識から、VRや対面を適宜活用し、職員間の交流を高める工夫を行うとしている。