DeepL、新たな投資提携を受けAI研究を高度化
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DeepLは、新たな投資ファンドとしてIVP、Bessemer Venture Partners、Atomico、WiLとの提携を発表した。これにより同社は研究開発を加速するほか、提供する製品の拡大、チームの継続した成長に取り組んでいく。
今回の資金調達により、同社の評価額は10億ユーロに達した。これにより、同社は自社で保有する強力なニューラルネットワークを進化させる研究をより強化していくことが可能となった。また技術開発に注力するだけでなく、人工知能(AI)コミュニケーションのメリットをより広く提供できるようになり、個人だけでなくあらゆる規模の組織の社内外のコミュニケーションをAI技術で向上させることが可能となる。
DeepLはドイツのAIコミュニケーション企業。2017年に創業し、ブラインドテストで世界最高レベルであることが示された機械翻訳システムの「DeepL翻訳」を提供している。2020年より、日本語の翻訳にも対応しており、そのほか企業や団体、翻訳者といったプロフェッショナル向けの製品も提供している。「DeepL翻訳」は、ニューラルネットワークに独自の数学的・方法論的改良を加えることで実現した。
このニューラルネットワークはDeepLの数学者とエンジニアのチームによって訓練され、競合他社を越える言語の微妙なニュアンスを検知できる。この独自技術により、業界特有の用語であっても、正確に翻訳することができる。