「Raspberry Pi」がさらに便利に–有用な機能を追加するアクセサリー3選

今回は「「Raspberry Pi」がさらに便利に–有用な機能を追加するアクセサリー3選」についてご紹介します。

関連ワード (経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 「Raspberry Pi」の使用に関して筆者が気に入っていることの1つは、このシングルボードコンピューター(通称「SBC」)向けのアクセサリーが非常に豊富にあることだ。

 想像できるものは、おそらく存在するだろう。

 ディスプレイやケース、あらゆる種類のアドオンサーキットボード(Hardware Attached on Topを略してHATと呼ばれる)が提供されており、ポートを追加してハードドライブの接続や天気の観察といったことが可能だ。

 むしろ、最近ではRaspberry Pi向けのアクセサリーの方が、Raspberry Pi本体より(はるかに)簡単にみつかる。非常に割高な販売価格を気にしないという人は別だが(原因は「サプライチェーンの問題」だ)。

 幸運にもRaspberry Piが手元に何台かあるという人は、以下で紹介する筆者のお気に入りアクセサリーのトップ3を確認してほしい。

 以前の筆者は、Raspberry Piにディスプレイは必要ないと思っていた。

 その考えは間違いだった。

 5インチのタッチスクリーンを追加したときほど、筆者のRaspberry Pi体験が向上したことはない。800×480ピクセルのディスプレイによって、システムの状況をよく把握できるようになったほか、タッチスクリーンを備えているため、マウスを使わなくて済むようになった。

 このキットには、タッチスクリーンをRaspberry Piに接続するのに必要なものがすべて付属している。

 対応モデルは「Raspberry Pi 4 Model B」などだ。

 この製品を購入して、18650型リチウムイオン充電池を2本追加すれば、Raspberry Pi用の無停電電源装置(UPS)のできあがりだ。

 これで、停電が発生してもUPSに切り替わり、問題の原因を突き止めるまでの間、Raspberry Piの稼働を継続させることができる。電源が復旧すると、電池が再充電されて、次の停電発生時に備える。

 対応モデルは、Raspberry Pi 4 Model B、「Raspberry Pi 3 Model B+」「Raspberry Pi 3 Model B」だ。「Raspberry Pi Zero」で同様の製品を使いたい場合は、こちらのようなHATを選ぶといいだろう。

 Raspberry Pi 3とそれ以降のモデルにはWi-Fiが標準で搭載されているが、もっと高性能のWi-Fiアダプターが必要だと感じることがあった。というのも、モニターモードやインジェクションモードなどの高度な機能をサポートするアダプターが必要になることや(「Kali Linux」をRaspberry Piで実行するときに特に便利)、受信感度を高めるために、Raspberry Piとは別の場所にアンテナを配置したいことがあるからだ。

 筆者はALFA Networkのネットワークドングル「AWUS036ACS」も試したところ、こちらも問題なく機能した。

 クールなRaspberry Piアクセサリーは他にもいくつかある。少し見てみると、プロジェクトの遂行に役立つかもしれない。

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