日立製作所、エッジコンピューター「CEシリーズ 組み込みAIモデル」を発売
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日立製作所は、米Intelの協力で開発した日立制御エッジコンピューター「CEシリーズ 組み込みAIモデル」を発売した。
新製品は、Intelの人工知能(AI)技術と日立の制御システム技術を組み合わせ、ディープラーニングを活用する画像解析の実行基盤を搭載した。製造業の製品検査業務など、人の目視に頼っていた作業の効率化や自動化、現場データ活用による経営課題解決などのデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に貢献するという。
ディープラーニングを活用する画像解析の実行基盤としては、Intelの「OpenVINO」ツールキットをプリインストールしている。これを用いてCPUに最適化したさまざまな学習済みモデルを活用することで、従来の組み込み機器には無かった物体検出や骨格推定などのAI機能を利用したソリューションを容易に実現できる。
また、Atomプロセッサーの低消費電力性と日立の情報制御機器開発におけるノウハウを生かした熱設計により、ファンレス、スリットレス、スピンドルレス化を実現する。製造現場などの過酷な環境でも設置可能となった。
想定用途は、例えば、現場に設置された各種カメラの映像を分析し、組み立て作業が手順通りに正しく行われているかを判断するアプリケーションを組み込むことで、製品作業後の人手での検査業務を省略し、省力化することができる。そして、各種機械の制御装置であるPLCなどの現場機器からのデータに加え、現場環境の画像、電圧、振動、温湿度などのデータも収集するアプリケーションによって、同製品上で既存の業務システムとのデータ統合・連携を実現する。価格は個別見積り。
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2021-02-03 17:02中古パーツでゲームサーバ用PC組もうかな