「Contract One」、電子署名ソリューション「ドキュサイン」との連携

今回は「「Contract One」、電子署名ソリューション「ドキュサイン」との連携」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Sansanは1月31日、同社契約サービス「Contract One」が電子署名ソリューション「ドキュサイン」との連携に対応したと発表した。

 Contract Oneは、紙や電子の契約書をデータ化し、一元的に管理する。Contract Oneで構築した契約データベースは、契約情報の全社活用を促進し、さまざまな経営課題の解決につなげることを可能にする。連携済みの電子契約サービスとしては「クラウドサイン」「電子印鑑GMOサイン」があったが、これにドキュサインが加わった。

 ドキュサインは、世界中で100万社以上のユーザーを持つ電子署名ソリューション。Contract Oneと連携することで、ドキュサインで締結された契約書を自動でContract Oneに登録することが可能になる。契約書名や締結日、契約終了日、金額など、ドキュサイン側で入力されている一定の項目がContract Oneに連携される。電子契約と紙の契約書を一元管理し、契約データベースを構築することで、契約情報の検索性を向上させ、必要な時に契約情報を容易に参照できるようになる。

 ドキュサイン・ジャパンの「電子署名レポート2022」によると、国内で電子契約・電子署名サービスを導入している企業・自治体は約3割で、導入検討まで含めると5割を超え、普及が進んでいるという。一方、Sansanの調査では、約8割は紙の契約書を取り扱っており、6割以上が取引先から紙の契約書を指定されたことがあると回答。紙の契約書は当面はなくならないことが考えられるという。

 契約書は、従来の紙での締結に加えて電子契約も取り入れられるようになっていることから、異なる形式が混在している。そのため、効率的に一元管理することが求められている。ドキュサインで締結された契約は電子帳簿保存法にも対応しており、Contract Oneでは紙の請求書をデータ化し、電子保存できる。そのため、今回の連携により全ての契約書を電子データとして一元管理できるようになるとSansanは述べる。

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