マイクロソフトの「Bing」、「ChatGPT」のデフォルト検索エンジンに
今回は「マイクロソフトの「Bing」、「ChatGPT」のデフォルト検索エンジンに」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
「ChatGPT」は、ToDoリストの作成といった簡単なものから、新規事業の立ち上げといった複雑なものまで、あらゆるタスクを支援できる素晴らしい人工知能(AI)ツールであることが実証されている。しかし、最新の出来事に関する知識が欠けていることが、これまでの主な欠点の1つだった。
Microsoftは「Microsoft Build 2023」で、「新しいBing」がChatGPTのデフォルトの検索エンジンになることを発表した。
これは、ChatGPTの知識が今後は、トレーニングが行われた2021年以前の知識に限定されないことを意味する。ChatGPTは今後、インターネット全体をインデックス化することにより、Bingのチャットのように、任意の質問に回答できるようになる。
「ChatGPTは、世界クラスの検索エンジンが組み込まれることで、ウェブへアクセスし、より適時により最新の回答を提供するようになる」と、Microsoftのコーポレートバイスプレジデント兼コンシューマー最高マーケティング責任者を務めるYusuf Mehdi氏は述べた。
この提携は、引用元を示さないという、ChatGPTの2つ目の大きな問題の解決にもつながる。ユーザーは、ChatGPTの回答の出典を確認できるようになり、それらの回答からより多くの情報を得ることが可能になる。
この機能は米国時間5月23日から、「ChatGPT Plus」の全加入者を対象に提供が開始されている。