コスモ石油マーケティング、顧客に適したコンテンツ配信–有料プリペイドの購入数が増加
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コスモ石油マーケティングは、顧客体験(CX)の向上を目的に、カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を導入した。同製品を提供するBrazeが10月11日に発表した。
Brazeは、顧客の情報や属性、活動のデータをリアルタイムに取り入れ、分析することができる。これにより、顧客一人一人に最適化されたアプリのプッシュ通知やメッセージを配信できるという。
コスモ石油マーケティングでは、2019年に「カーライフスクエアアプリ」を構築し、割安に給油できる割引クーポンやアプリで見積もりが可能な「コミっと車検」を展開している。一方で、顧客の給油履歴やアプリの利用状況、車検情報など各種データを基にして顧客一人一人に適した情報提供ができていないという課題があった。
同社は、社内外のデータを統合・活用し、顧客に寄り添ったコミュニケーションを実現するために、Brazeを用いた施策運用を開始。施策開始から1カ月で、アプリで購入できる「洗車プリペイド機能」の購入数が、導入前と比較して36%向上したという。
Brazeについて同社は、「外部システムとの円滑なデータ連携ができる」「使いやすいユーザーインターフェース(UI)と操作性」「ソフトウェア開発キット(SDK)埋め込みで対応できるため、開発コストを抑えられる」といった点を評価した。
同社は今後Brazeを活用することで、顧客の過去の利用履歴からタイミングに合わせた案内をするという。例えば、顧客が来店したタイミングで割引クーポンなどのプッシュ通知をアプリで配信したり、給油量に応じたキャンペーンのお知らせなどを提供したりするとしている。