NEC、AI利用などに対応するファクトリーコンピューターを発売
今回は「NEC、AI利用などに対応するファクトリーコンピューターを発売」についてご紹介します。
関連ワード (クライアント等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
NECは1月19日、社会インフラ設備や生産設備、医療設備などの用途に24時間の安定稼働と長期供給・保守を提供するファクトリーコンピューター「FC98-NX シリーズ」の新製品となる「FC-PM シリーズ」の3モデルを発売した。上位モデルにインテルの第12世代CPUを採用し、人工知能(AI)による映像・画像解析などの用途に対応する。
最上位モデルの「FC-P21G」(最小構成の販売価格は57万7200円から)では「インテル Core i7-12700E プロセッサー」(2.1GHz、12コア)、中位モデルの「FC-P32K」(同36万7600円から)では「インテル Core i3-12100Eプロセッサー」(3.2GHz、4コア)を採用し、従来モデルに比べて処理性能が約2倍に向上する。LANポートに2.5GBASE-T(従来は1000BASE-T)を採用しており、大容量データの処理や映像/画像解析、AI活用で求められる高度な処理を支援する。下位モデルの「FC-P30X」(同31万5600円から)では「インテル Celeron プロセッサーG4900」(3.1GHz、2コア)を採用している。
3モデルの出荷開始日は2月24日。供給期間は3年間(一般的なPCは3~6カ月)、保守期間は出荷停止後7年間(同5年間)になり、最大10年間となる保守受付期間延長モデルもある。
また、オプションでグラフィックスアクセラレーター「NVIDIA RTX A2000」も用意している。一般的にグラフィックスアクセラレーターの供給・保守期間は短いが、このオプションでは供給を2029年12月まで、保守を2032年12月までとし、長期の運用と費用の効率化に貢献するとしている。