ライオン、製品情報のデジタルアセット管理に「Adobe Experience Manager」を採用
今回は「ライオン、製品情報のデジタルアセット管理に「Adobe Experience Manager」を採用」についてご紹介します。
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生活用品メーカー大手のライオンは、製品情報のデジタルアセット管理に「Adobe Experience Manager」を採用した。アドビが10月31日に発表した。
ライオンは、Adobe Experience Managerの導入を機に、過去に販売していた製品情報や販売促進/宣伝活動の施策データなどを全社的に一元管理する「製品情報ポータルサイト」を構築した。これにより、ブランド管理を強化するとともに費者からの問い合わせ対応や販売店との商談時の資料作成を効率化した。
また、マニュアル作業ではなくアセットを自動登録する仕組みを構築したことで、各部門での管理や情報登録作業が不要となったほか、「Adobe Document Generation API」の活用により、製品の仕様書作成の効率が大幅に向上した。ユーザーは「Microsoft Word」のテンプレートから製品情報をPDF出力でき、テンプレートを変更するだけで仕様書を作成できるなど、業務効率化も実現している。
ライオンは、Adobe Experience Managerの運用管理性を評価している。また顧客体験の設計から実装までを一貫して支援するアドビのコンサルティングサービスも採用のポイントとなった。同社の生活情報メディア「Lidea」と、各ブランドサイトに導入しているデータ分析ソリューション「Adobe Analytics」、データ管理プラットフォーム(DMP)「Adobe Audience Manager」と連携可能な点も後押しとなった。
今後は、同社が運営する他のウェブサイトにもAdobe Experience Managerを横展開し、デジタルアセットの集中管理と作業効率向上を拡大させる。これにより、よりパーソナライズされた顧客体験の向上を目指す。