CTC、ApptioのIT投資の可視化・最適化クラウドサービスを提供
今回は「CTC、ApptioのIT投資の可視化・最適化クラウドサービスを提供」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、Apptioと日本初の再販パートナーとしてパートナー契約を締結し、IT投資の可視化・最適化を目的としたクラウドサービス「ApptioOne」の提供を開始した。関連ビジネスを含め、3年間で50億円の売上を目指す。
ApptioOneは、IT投資をビジネス価値に結び付けて成果につなげる「TBM(Technology Business Management)」と呼ばれるフレームワークに基づいた、IT投資の可視化・最適化を支援するサービス。Apptioがテクニカルアドバイザーを務める「TBMカウンシル」では、1万人以上のビジネスリーダーがビジネス目標を達成するために、TBMを活用した事例やノウハウの共有やお互いの課題について協議している。
CTCは、大規模なシステムの構築や運用で多くの実績があり、コストの算出や既存システムの調査などのノウハウを含め、ApptioOneの提供、設計や導入、運用保守などの支援を行う。また、顧客企業におけるプロジェクトの推進や運営、継続的な高度化・最適化の提案を含めたサービスや、定着化のサポートも行う。
ApptioOneは、ソフトウェア開発費やシステム維持・運用費における無駄や重複を可視化し、ビジネス投資における効果の最大化につながるレポーティングや予実管理などの機能も備えている。
データ分析に必要な社内システム/ツールなどから財務データとIT資産管理、システム利用状況、プロジェクト管理などのIT関連データをApptioOneに取り込み、TBMに基づきデータを分類する。アプリ/サービスの利用頻度、システム基盤の利用状況、ビジネス目標/成果などを数値化することで、ITコストの状況把握が容易になる。
こうした機能により、現行システムの無駄なコストや不必要なリソースを特定でき、また、IT関連のプロジェクトごとにビジネスへの貢献度や投資利益率(ROI)も示されるため、IT投資戦略の策定につなげられるという。