Docker社がTestcontainersの開発元AtomicJar社の買収を発表。Dockerでの統合テスト環境を強化

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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。

Docker社がTestcontainersの開発元であるAtomicJar社の買収を発表しました。

Big news!
@AtomicJarInc is now part of @Docker! Together, we will continue to invest in and extend the open-source project that we all love @testcontainers. Read the blog by @bsideup: https://t.co/rh2rW8Q5PY pic.twitter.com/AEKHZWXKr6

— Testcontainers (@testcontainers) December 11, 2023

Testcontainersは、モックや複雑なテスト環境などを構築することなく、データベースやメッセージブローカーなどがインストールされた使い捨て可能なコンテナを利用して、ローカル環境でデータ層などを用いた統合テストを容易に実現できるオープンソースのソフトウェアです。

JavaやGo、.NET、Node.js、Python、Rubyなどを始めとする多数のプログラミング言語とそのテストフレームワークに対応し、PostgreSQLやMySQL、MongoDB、RabbitMQなど多数のテスト用コンテナがあらかじめ用意されています。

これによってDockerコンテナ環境で容易にソフトウェアのテスト環境の構築と実行が可能になります。

AtomicJar社はこのTestcontainersの開発元であると同時に、商用サービスTestcontainers Cloudなどを提供しています。

Docker社はAtomicJar社の買収によってTestcontainersそのものや商用サービスをさらに充実させ、同社が注力しているDocker DesktopとDocker Hubなどとの統合度を高めることで、Dockerによる統合テスト環境などの強化を推し進めていくと見られます。