GitLab、「GitLab 16.7」リリース–「GitLab Duo Code Suggestions」が一般提供
今回は「GitLab、「GitLab 16.7」リリース–「GitLab Duo Code Suggestions」が一般提供」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
GitLabは米国時間12月21日、「GitLab 16.7」をリリースした。同バージョンでは、「GitLab Duo Code Suggestions」の一般提供、「CI/CD Catalog」のベータ版提供、「Insights」リポートチャートからの新しいドリルダウンビューなど30以上の改善が含まれるという。
GitLab Duo Code Suggestionsは、コード行を完成させ、関数のロジックを定義・生成することでチームがソフトウェアをより迅速・効率的に作成できるよう支援する機能。GitLab 16.7での一般提供に際し「Visual Studio Code」「GitLab WebIDE」「Visual Studio」といった複数の統合開発環境(IDE)で利用可能になった。また、より直感的かつ素早い反応が可能になっている。
GitLab Duo Code Suggestionsでは、プライバシーを重要な基盤として構築されており、GitLabに保存されている非公開のコードは、データの訓練に使われることはないとGitLabは説明する。2024年2月15日まで「GitLab Testing Agreement」に従って無料で試用できる。21日よりGitLabサブスクリプションのアドオンとして1ユーザー当たり月額9ドルから購入が可能。
「Insights」レポートは、カスタマイズ可能なチャートを使って時系列でパターンの分析を可能にする。GitLab 16.7で提供された新しいドリルダウン機能は、優先順位別と深刻度別のバグに関する「Insights」レポートに追加され、「Issue Analytics」レポートを掘り下げてより深い分析を可能にする。
GitLab 16.7では、CI/CD Catalogのベータ版も提供されている。同カタログでは、ユーザー自身や組織、公開コミュニティーがメンテナンスしている継続的インティグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)コンポーネントを検索できる。DevOpsエンジニアにとって、再利用可能なパイプラインの構成を作成、貢献、共有できる場所となる。
CI/CD構成の再利用を可能にする他の手法と異なり、カタログでパブリッシュされたCI/CDコンポーネントは、向上された体験を持ち、ユーザーのパイプラインに容易に追加できると同社はアピールする。同ベータ版を使うことで、他のユーザーが作成してカタログで共有したコンポーネントを試したり、自身のコンポーネントを他のユーザーと共有できたりする。