日立、自社DCでカーボンニュートラルな電力を割り当てるメニュー提供
今回は「日立、自社DCでカーボンニュートラルな電力を割り当てるメニュー提供」についてご紹介します。
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日立製作所(日立)は、同社のデータセンター(日立DC)のハウジングサービスを拡充し、カーボンニュートラル化した電力を割り当てる「再エネ電力提供オプションサービス」の提供を開始した。
具体的には、データセンター内で使用する顧客のIT機器と冷却用空調などの設備へ再生可能エネルギー(再エネ)の電力を割り当てる。再エネ由来の電力を利用したことの証明書も発行する。日立DCでは、2022年8月から日立が提供するクラウドサービスにおいて、再エネ由来電力の割り当てを行っている。
このサービスでは、日立が日本卸電力取引所の再エネ価値取引市場において、再エネ発電所が発電した電力の持つ環境価値を非化石証書としてあらかじめ取得する。その環境価値を、日立DCのハウジングサービス利用時の消費電力に割り当てる。これにより、IT機器や空調設備などの稼働により消費される電力が実質的に再エネ化され、顧客のハウジングサービス利用におけるカーボンニュートラルを支援する。
なお、利用する電力が再エネ由来である事を第三者が立証した証明書は、パワード・バイ・アールイー認定委員会によるもの。この証明書は、顧客のITシステムに再エネを利用している根拠としてサステナビリティー報告などに活用可能だ。