エン・ジャパン、求人サイトにオブザーバビリティを導入
今回は「エン・ジャパン、求人サイトにオブザーバビリティを導入」についてご紹介します。
関連ワード (ITインフラ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
New Relicは、同社のオブザーバビリティ(可観測性)サービスが、エン・ジャパン運営の求人サイト「エンゲージ」に導入されたと発表した。
New Relicによると、エン・ジャパンが2023年に示した中期経営計画で「5年で10倍のビジネス成長」を掲げており、アプリケーション開発の内製化、エンジニア増員、オブザーバビリティ活用を推進している。
「エンゲージ」は、社員とアルバイトの求人サイトになり、2024年2月時点で約60万社・約158万件の求人情報を掲載しているとのこと。エン・ジャパンは、同サイトをリニューアルし、マイクロサービスアーキテクチャーによるコンテナーアプリケーションへの移行を進め、中期経営計画にある「10倍のビジネス成長」に耐える、さらなる高信頼性と拡張性のあるサービス基盤を目指しているという。
オブザーバビリティの導入効果は、トラブルシューティングの迅速化と従来可視化されなかった不具合の潰し込みになる。アプリケーションのプロセスやインフラ全体の可視化、各種観測データによって、アプリ開発側と基盤運用側が情報を共有し、問題解決・サービス改善品質に向けた協力と対応フローの円滑化が図られた。特にインシデントの対応工数は、以前の半分以下に減ったとしている。
また、エンジニア組織の拡充とシステム投資における意思決定に関して、New Relicからのデータを経営層に提示できるようになった。