GMOグローバルサイン・HD、「HRMOSタレントマネジメント」導入

今回は「GMOグローバルサイン・HD、「HRMOSタレントマネジメント」導入」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 ビズリーチは、同社が運営する人材活用システム「HRMOSタレントマネジメント」を、GMOグローバルサイン・ホールディングス(GMOグローバルサイン・HD)が導入したと発表した。

 HRMOSシリーズは、採用から入社後の活躍までの人事業務支援と従業員情報の一元化・可視化により、データに基づく人材活用を実現するサービス。HRMOSタレントマネジメントは従業員データベースを中心に、目標・評価管理、1on1支援、組織診断サーベイなどの機能を提供する。

 GMOグローバルサイン・HDは2023年から独自の自律分散型組織に移行し、従来の上司や部下などに象徴される縦割り階層の「部門」ではなく、「サークル」と呼ばれるチームでによって組織を構成している。こうした組織は「ホラクラシー型組織」と呼ばれ、サークルごとに必要なパートナー(従業員)をアサインでき、個々のスキルを最大限発揮できる柔軟性の高い組織とされている。

 ホラクラシー型組織では、パートナーがサークルを兼務するケースが多く、組織の柔軟性を維持しながら管理することが必要となる。また、人事制度として360度評価(フィードバック)や、パートナー自身がジョブグレードや給与を申請する仕組みに対応した人事システムが必要不可欠だった。

 HRMOSタレントマネジメントについて同HDは、直感的な操作性とわかりやすいデザインを備えており、パートナーが情報を入力しやすく、また検索しやすいシステムだと評価した。またHRMOSタレントマネジメントの360度評価については、従業員データベースと連携し運用業務の自動化・効率化を実現できるとしている。さらにカスタマイズによってジョブグレード申請などにも対応可能なことも採用のポイントになった。

 同HDでは、柔軟な組織構築を行うためには、パートナーが積極的に自己申告による評価、ジョブグレードなどについて入力できる環境を求めていた。しかし従来の人事システムは、操作手順の確認が必要となるなど、システムの使い勝手やユーザーインターフェース(UI)の点で課題があったという。一方、HRMOSタレントマネジメントは、初めて使うパートナーも直感的に操作できており、また詳細な社内向けマニュアルを作成する必要がないことも大きな導入メリットとしている。

 同HDでは、今後さらにHRMOSタレントマネジメントの機能を活用し、組織診断サーベイや、パートナーがどのようなスキルを持っているかを簡単に検索できる環境を構築していく予定だ。

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