契約業務・管理クラウド「Hubble」、「GPT-4」活用で契約書の管理業務を自動化

今回は「契約業務・管理クラウド「Hubble」、「GPT-4」活用で契約書の管理業務を自動化」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Hubbleは4月1日、契約業務・管理クラウドサービス「Hubble」および「Hubble mini」において、AIを活用して契約書の管理業務を自動化する「カスタム項目AI自動入力機能」を搭載した。

 カスタム項目AI自動入力機能は、OpenAIのAI技術「GPT-4」を活用し、ユーザーが指定した項目に該当する情報を自動で読み取り・抽出し、Hubbleの契約台帳に反映する。

 従来は、基本機能である「AI自動入力機能」で自動抽出される8項目(契約書名、契約相手方、契約開始日、契約終了日、締結日、自動更新の有無、更新/解約通知期限、反社条項の有無)の他に管理したい項目がある場合、個別に手入力する必要があった。カスタム項目AI自動入力機能では、契約類型の判別や業界固有の情報など、自社独自で管理したい項目も日本語で抽出条件をあらかじめ設定(プロンプト設定)するだけで、AIが契約書から情報を読み取り・抽出し、契約台帳に反映する。日本語以外の契約書も対応可能だという。

 プロンプト設定後は、締結した契約書のPDFファイルをHubbleにアップロードするだけで、自社専用にカスタマイズされた契約台帳が自動で作成される。Microsoftの「Azure OpenAI Service」の採用によりデータの安全性を担保し、ユーザーから送信されたデータを学習データとして活用することはないという。

 同機能は、AIの専門知識がなくても簡単に設定・活用が可能。既にリリースに先駆けて約10社が先行導入しており、成功実績を得ているとHubbleは述べる。

COMMENTS


Recommended

TITLE
CATEGORY
DATE
都市などの空間シミュレーションをクラウドで–AWS、「SimSpace Weaver」を発表
IT関連
2022-12-02 07:29
マイクロソフト、CRMシステムと連携する営業向けアプリ「Viva Sales」
IT関連
2022-06-18 13:27
アップル、WWDCを6月7日からオンラインで開催へ
IT関連
2021-03-31 04:23
マイクロソフト、「Designer」の保護機能を強化–ディープフェイク問題を受け
IT関連
2024-02-01 17:54
アプリケーション開発における最適な手法の選び方–前編
IT関連
2023-01-12 12:26
一段落した「GIGAスクール構想」、学校のIT化は進んだ? 教育現場に残る課題 (1/2 ページ)
くわしく
2021-08-05 21:20
歌舞伎俳優・中村獅童 伝統とテクノロジーの融合「超歌舞伎」が開く未来
IT関連
2021-04-07 15:12
「自動運転レベル3」対応レジェンド 検証走行は130万km、世界初となる実用化の舞台裏 (1/2 ページ)
くわしく
2021-03-05 03:42
Xiaomiが遠距離ワイヤレス充電技術を披露、対応製品は2021に登場せず
ハードウェア
2021-01-31 10:19
インテル、新技術のロードマップを発表–2025年にも半導体製造の首位奪還へ
IT関連
2021-07-27 13:56
東京五輪、民放5局は日替わり長時間放送 「チャンネルで迷うことない」
くらテク
2021-06-23 02:54
秋葉原などのメイドカフェ、ビデオ通話でリモート接客 約60店舗でスタート
社会とIT
2021-01-26 18:06
Shopifyとヤマト運輸、配送や受け取りを円滑化するEC事業者向け新サービス
IT関連
2024-03-09 22:33
ナイスのコンタクトセンターに仮想エージェント–AIが意図や文脈を理解して対応
IT関連
2022-03-19 07:14