New Relic、統合型のAI駆動DEMソリューションを発表
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New Relicは米国時間7月9日、完全統合型のAI駆動Digital Experience Monitoring(DEM)ソリューションを発表した。アプリケーションのパフォーマンスを最適化し、デジタル体験の中断を事前に防止することを目的とする。
アプリケーションの読み込みができない、動作が遅いといったデジタル体験の中断は、顧客満足を低下させる。カート放棄や悪いレビューの原因となり、コンバージョン率の低下や機会の損失を発生させ、最終的には収益に影響を与える。このような状況は、信頼性の低い結果を生成したり、ブランド評価を損ねたりする可能性がある「ChatGPT」といった急速に進歩するAI技術に対する導入圧力により悪化しているという。
「New Relic DEM」は、同社オブザーバビリティプラットフォームの一部として、AIアプリケーションを含む全てのアプリケーションにわたりリアルユーザーインタラクションを監視する。それにより、誤ったAIレスポンスを検出し、ユーザーフリクションが発生している場所を通知する。
多くの企業は現在、ユーザー監視ポイントソリューションが複数存在することへの対処で問題を抱えているとNew Relicは述べる。これは、それそれがデジタル体験に関して断片的で部分的なビューを提供するためだという。New Relic DEMは、ブラウザー監視、モバイル監視、合成監視といったリアルユーザー監視(RUM)機能を「New Relic APM 360」「New Relic Errors Inbox」「New Relic AI Monitoring」と単一プラットフォーム上で組み合わせた統合ソリューションだと同社は説明する。
また、New Relic DEMは、インシデントを自動で完全に捉え、インシデントにつながる重要なユーザーアクションを記録し、各セッションを記録するごとに費用を発生させることなく優れたインサイトを提供する。「iOS」「Android」「watchOS」といった広範囲なプラットフォームや「Xamarin」「.NET MAUI」「React Native」「Flutter」「Cordova」「Ionic Capacitor」といった人気のハイブリッドフレームワークをサポート。これにより、リスクをモバイルエコシステム全体で検出・軽減し、顧客に影響する問題に対して積極的に対処することを可能にする。さらに、自動で動的、そして、ノンリニアなチャートをイベント重複なしに提供することで、迅速な問題解決を促進する。