Sansan、「Contract One」に企業別契約ツリー機能–企業ごとに契約を一覧化

今回は「Sansan、「Contract One」に企業別契約ツリー機能–企業ごとに契約を一覧化」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Sansanは8月7日、契約データベース「Contract One」で新機能「企業別契約ツリー」の提供を開始した。

 営業などの事業部門では、商談前の情報収集の一環で、過去の取引履歴を確認することがある。特定の企業に対して、複数の部門や担当者が別々に取引を行っている場合、各担当者を特定し個別にヒアリングするなど、情報を把握するために手間がかかっている。さらに取引先の社名や自社の担当者に変更があると履歴が追えなくなるといった課題があったという。

 企業別契約ツリーは、企業単位で複数にわたる契約の状況を一覧化する。Sansanによれば、同社の営業DXサービス「Sansan」で培った独自のデータ統合技術を活用することで、過去に社名変更があった場合でも、同一企業として認識・統合できるという。そのため、過去契約を含め網羅的に取引履歴を確認することを可能にする。

 また、企業間の取引においては、一つの案件で基本契約や個別契約といった複数の契約書が締結されることが一般的。企業別契約ツリーでは、既に実装されている「契約ツリー」機能を活用し、基本契約を「親契約」、個別契約書や秘密保持契約書などを「子契約」として判別してひも付け、関連性を整理した状態で表示する。そのため、長年取引がある企業で大量の過去契約が存在する場合でも、取引ごとに整理した状態で確認し、企業間の取引履歴を容易に把握できる。

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