千葉銀行、レコメンデーションサービス導入で「ちばぎんアプリ」拡充
今回は「千葉銀行、レコメンデーションサービス導入で「ちばぎんアプリ」拡充」についてご紹介します。
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BIPROGYは10月25日、Moneythorと共同で提供するパーソナライズレコメンデーションサービス「Moneythor(マネーソー)」を千葉銀行に提供し、「ちばぎんアプリ」の新機能を搭載したと発表した。Moneythorは、同29日から稼働を開始する。
Moneythorは、金融機関が保有するデータを活用してパーソナライズされたレコメンデーションやキャンペーン情報を最適なタイミングで配信し、デジタルチャネル上で顧客とのエンゲージメントを強化する。
Moneythor導入に当たり、ちばぎんアプリでは「月次サマリー」「使いすぎアラート」「支出額予算設定・予算超過アラート」「口座残高不足アラート」「ゲーミフィケーション」の機能を搭載する。
月次サマリーでは、毎月決まったタイミングで前月の収支、ローンやクレジットカードなど利用している金融サービスカテゴリー別の支出額に関するレポートを配信する。使いすぎアラートでは、当月の支出額が過去の支出平均を一定の割合以上で超過したタイミングでアラートを配信。支出額予算設定・予算超過アラートでは、顧客が毎月の予算を設定し、予算を超過したタイミングで通知する。
口座残高不足アラートでは、顧客の収支パターンを分析し、キャッシュフローを予測。口座残高の不足が予測される顧客にはアラートを出し、口座残高不足による引き落とし不能を未然に防止する。ゲーミフィケーションでは、前月の支出額が過去の支出平均を一定以上の割合で超過した顧客に対し、1カ月間の「節約チャレンジ」を案内する。
加えてBIPROGYとMoneythorは、金融機関が簡易にコンテンツを作成できるようにする汎用的なテンプレートも提供。Moneythor管理画面のグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を操作することで、ソースコードの開発作業を行うことなく金融サービス紹介のコンテンツやアンケートを作成できる。
千葉銀行は「地域に寄り添うエンゲージメントバンクグループ」をビジョンとして掲げ、顧客中心のビジネスモデルの確立に取り組んでいる。同行は、顧客エンゲージメントの強化に向けて、ちばぎんアプリにおけるMoneythorの採用を決定した。
BIPROGYは、Moneythorの導入と基盤運営の経験を生かし、千葉銀行における同サービスの稼動環境の構築を支援した。BIPROGYとMoneythorは、ちばぎんアプリの機能強化を継続して支援する。