WebAssemblyに特化した言語「MoonBit」のコンパイラがGitHubで公開
今回は「WebAssemblyに特化した言語「MoonBit」のコンパイラがGitHubで公開」についてご紹介します。
関連ワード (想定、注目、複雑等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
WebAssemblyに特化したプログラミング言語「MoonBit」のコンパイラが、GitHubで公開されたことを、開発元である中国広東省深セン市にある研究組織「International Digital Economy Academy (IDEA)」が発表しました。
Today is the day! The MoonBit compiler is now publicly available on GitHub!
After 2 years of private development, we’re ready to build an open, collaborative community around MoonBit.https://t.co/M8y3e9rkn2 pic.twitter.com/BbJRLf7Vnm— MoonBit (@moonbitlang) December 18, 2024
MoonBitはクラウドやエッジにおいて実行することを想定したWebAssemblyバイナリの生成をターゲットとしたプログラミング言語です。
関数型とオブジェクト指向の両方のプログラミングパラダイムをサポートしシンプルかつプラクティカルな型システムとデータ指向の言語デザインによる学びやすい言語仕様、複雑なインストールが不要な導入の容易さ、高速かつコンパクトなWebAssemblyバイナリを出力することが特徴とされています。
WebAssemblyバイナリの生成に特化したプログラミング言語は現時点で珍しい存在ですので、その点で注目されています。
コンパイルは高速で、インクリメンタルコンパイルやパラレルコンパイルもサポートすることで大規模開発にも対応。
コンパイラをGitHubで公開
今回、このMoonBitのコンパイラが初めてGitHubで公開されました。ただしライセンスは SSPL(Server Side Public License)を少し改変したMoonBit Public Licenseとなっています。