ジェイアール東日本物流、物流ネットワークの再構築でビジネス支出管理基盤を採用
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ジェイアール東日本物流は、物流ネットワークの全体最適化や将来の事業拡大に向けた俊敏かつ定量的な業務シミュレーションと物流設計などを目的に、Coupaの「Supply Chain Design&Planning ソリューション」を採用した。Coupaが3月15日に発表した。
ジェイアール東日本物流は、1988年にJR東日本グループの物流業を担う会社として設立された。近年は、昨今の需要動向の変化への対応やポストコロナ時代における持続可能な物流の実現、将来の事業拡大に向けた備えとして、物流拠点の再配置を含む効率的な物流ネットワークの再構築とさまざまな打ち手の検証、評価を行う必要があった。
Coupaのソリューションについては、(1)デジタルツイン技術を用いて自社の物流ネットワークをデジタル上に再現し、さまざまな仮説の検証、評価を実施できること、(2)複雑な物流制約などを考慮したデータと高度な人工知能(AI)に基づく定量的で恣意(しい)性のない仮説検証、評価ができること、(3)物流拠点の再配置や配送ルートの再設計をはじめ、将来的に検討の可能性がある新規事業の実現性や収益性の検証など多角的なシミュレーションに対応できること――が評価された。
ジェイアール東日本物流では、これまで独自の視点で物流ネットワークや配送コストの分析を行ってきたという。CoupaのSupply Chain Design&Planning ソリューションを活用することで、実績データを用いて現状をデジタル上で再現し、複数のシナリオにて仮説検証を行い、最適な物流構築に向けたプラン策定が可能になるといい、環境変化に備えた柔軟で能動的な物流改革につなげていきたいとのこと。
Coupaは、企業のサプライチェーン(供給網)、調達購買、財務のプロセスを統合し、あらゆる支出の可視化、統制、改善を可能にするビジネス支出管理(Business Spend Management:BSM)プラットフォームをクラウドサービスとして提供する。