「生成AIによる事業強化」成長戦略を具現化–サイオス・喜多社長

今回は「「生成AIによる事業強化」成長戦略を具現化–サイオス・喜多社長」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 2025年に向けたIT企業のトップメッセージや年頭所感を紹介する。

サイオス 代表取締役社長 喜多伸夫氏

 2024年のIT業界は、生成AIの話題に終始した1年となりました。生成AIは、2022年に米国OpenAIが「ChatGPT」の商用サービスを開始して以来、この2年間に劇的に進化し、今も進化のスピードは衰えるどころか加速しています。

 これからの10年は、AIによる新たなサービスが次々と開発され、1990年代のインターネットの普及による劇的変化に勝るとも劣らない社会変革が続くでしょう。

 サイオスグループにおきましても、2024年は「生成AIによる事業強化」を成長戦略の一つに位置付け、さまざまな施策に取り組んでまいりました。
主な取り組みとして、以下3点が挙げられます。

(1)「Azure OpenAI Service」や「Elastic Search AI Platform」を活用したコンサルティングサービスの提供開始
(2) 当社のこれまでの知見や技術力を生かした「AIエコシステムデザインソリューション」のサービス提供開始
(3)自社製品であるクラウドワークフロー「Gluegent Flow」で生成AIを活用した機能の提供開始

 これらは、当社のSaaSをはじめとするクラウド関連の製品・サービス強化の一貫として、まさに「生成AIによる事業強化」という成長戦略を具現化したものです。

 当年においてもサイオスグループは、生成AIの積極的な活用に投資し、上述の通り2024年発表した新たなサービスの強化に注力するとともに、社内業務での生成AIの利用にも積極的に取り組んでまいります。

 また、サイオスグループは2024年、一部事業の譲渡を実施いたしました。これらにより、事業の選択と集中がさらに進み、財務基盤についても一層の強化を図りました。

 2025年も社会は引き続き激しい環境変化の中を歩むことになりますが、
「世界中の人々のために、不可能を可能に。」というサイオスグループのミッションの下、イノベーションによって人々の課題を解決し、より良い社会の実現に向けて挑戦を続け、飛躍の一年にしてまいります。ぜひともご期待ください。

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