日建学院、顔認証による出席管理システムを導入–三信電気が支援
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建築資料研究社が運営する日建学院は、三信電気の支援により、顔認証による出席管理システムを導入した。三信電気が1月8日に発表した。
日建学院は、NECソリューションイノベータの「顔認証なりすまし防止ソリューション」を採用し、全国114校の直営校に369台の顔認証端末を導入した。これにより、受講者はICカードを持つ必要がなくなり、スマホでの出席管理が可能になった。また職員による本人確認が不要になり、出席管理の厳格化や職員の業務効率化が実現したという。さらに正確な受講状況の把握と分析が可能になった。
建築士などの資格取得を目指す専門学校である日建学院は、従来、ICカードで出席を管理していた。しかしICカードの準備や、代理受講防止のための本人確認に課題があったという。
導入製品について、日建学院は、顔情報をQRコード化し、本人が管理するため個人情報管理負荷が低く安全なことを評価している。またサーバやネットワーク環境が必要なく、低コストでシステム構築が可能なことや、NECの高精度な認証エンジンを採用し、高速で高精度な認証を実現していることも採用のポイントになった。
同学院は、将来的に、個人情報の保護を確立した上で、クラウド上で顔認証データを管理し、出席管理以外の用途にも活用していきたいという。