「ChatGPT」のウェブ検索機能、ログインせず利用可能に
今回は「「ChatGPT」のウェブ検索機能、ログインせず利用可能に」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
人工知能(AI)チャットボットを最大限に活用するには、情報源を確認し、そのトピックに関してより確かで有用なコンテンツに誘導してもらうことがベストな方法だ。AI検索エンジンが、日常の業務において強力なツールとなった理由はここにある。そして今回、「ChatGPT search」の利用が今まで以上に簡単になった。
OpenAIは米国時間2月5日、「X」(旧Twitter)への投稿を通じ、ChatGPT searchがアカウント不要で誰でも利用可能になったと発表した。ユーザーは「ChatGPT」サイトにアクセスするだけでよく、ChatGPTが必要に応じて自動的にウェブ検索を実行する。もちろん、検索バーの下側にある地球儀アイコンをクリックし、手動でウェブ検索を呼び出すことも可能だ。
ChatGPT searchは、もともと2024年10月に提供が始まった機能だ。これは最新の情報を得るために、ChatGPTのインターフェース内で直接ウェブ検索を実行するもので、結果は情報源へのリンクが付いた引用文とともに表示される。同機能には、従来のウェブ検索エンジンと一線を画す、大きな利点が2つある。会話形式の検索クエリーが使える点とよりパーソナライズされた結果表示が得られる点だ。
ChatGPT searchを使うと、ユーザーが自分の思考の流れのままに断片的または未整理の文章を入力しても、ChatGPTの側が持ち前の自然言語処理能力によってクエリーの意図を理解してくれる。そのため、目的に合った検索クエリーを入念に作成したり、特定のキーワードを考えたりといった作業に要する時間を節約でき、シンプルな検索体験が実現する。
従来型の検索エンジンの結果表示では、複数のリンクをクリックし、各サイトに目を通さないと求める答えを見つけられないこともしばしばだった。だがChatGPTでは会話型の応答で質問に直接答えてくれるため、そうした時間も省くことができる。