三菱重工業、名刺管理・営業支援ツールを導入–グループ全体の標準ツールとしても採用

今回は「三菱重工業、名刺管理・営業支援ツールを導入–グループ全体の標準ツールとしても採用」についてご紹介します。

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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 三菱重工業(三菱重工)は、名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」を導入した。同ツールを提供するハンモックが、2月12日に発表した。

 ホットプロファイルは、「新規開拓」「名刺管理」「営業支援」まで受注に必要な営業プロセスをワンストップで実行し、顧客データをフル活用した効果的な営業施策を可能にする。「最前線の営業」と「マネジメント層」どちらにも必要な情報がそろい、営業の生産性向上、売り上げアップに貢献するという。

 三菱重工では、名刺管理が紙や個人管理の状態で行われていることが多く、名刺データのデジタル化が十分に進んでいなかった。そのため、名刺情報の検索や管理に手間がかかり、営業活動の効率化に支障が生じていたという。さらに、名刺データを一元管理できる標準ルールを定めることが急務となっていた。

 同社では、ホットプロファイルの試験導入の結果、コストと機能のバランスが優れている点、名刺データを基に営業活動を可視化できる点、名刺情報の閲覧・管理権限を個別に設定できる点などを評価し、本格導入が決定した。

 また、三菱重工グループでは、グループ内での名刺管理ツールの混在によるデータ統合の遅れが課題となっていた。しかし、三菱重工におけるホットプロファイルの活用実績が高く評価され、グループ全体の標準ツールとしても採用されることになったという。

 現在、グループ全体でホットプロファイルの展開が進んでおり、営業活動を支える顧客データベースを構築している。今後、統一されたセキュリティ基準の下で名刺データが管理されることになる。これにより、情報漏えいリスクの軽減や法令遵守の強化が進むとともに、営業活動の効率化や顧客接点の強化が期待されるとしている。

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