グーグル、個人情報を検索結果から直接削除可能に
今回は「グーグル、個人情報を検索結果から直接削除可能に」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
電話番号、住所、電子メールアドレスなど、自分の個人情報をネット上で見つけた場合に、Googleに表示させないようにする方法が簡単になる。
Googleは数年前、「Results about you」(「あなたに関する検索結果」:日本では未対応)というツールを導入した。ネット上で自分の情報を追跡し、検索結果から削除するためのものだ。しかし、設定メニューの深い階層にあったことから、このツールにたどり着くのは簡単とは言い難かった。
今回、Google検索から直接削除をリクエストできるようになった。その方法を紹介しよう。
検索結果に自分の個人情報があったら、結果の隣にある縦の3点リーダーをクリックする。すると、リンク先に関する情報のメニューが表示され、その中に「Remove result」(「検索結果を削除」)ボタンがある。このボタンを選択すると、削除したい理由についていくつかの選択肢が表示される。
選択肢の一番上に「It shows my personal information and I don’t want it here.」(「掲載を望まない私の個人情報が表示されています」)がある。これを選択して、Googleにページの審査をリクエストする。ポリシーに違反しているとGoogleが判断すれば、ぺージは検索結果から削除される。
サイト自体は残ることになるが、オンラインディレクトリーサイトは、ほとんどが個人情報の削除をリクエストする方法を備えている。オンラインの個人情報が詐欺に利用されることが増えているため、こうした削除の機能は活用していくべきだ。
Google検索の3点リーダーのメニューには、フィッシング、暴力、露骨なコンテンツなど違法なコンテンツの削除や、古くなった検索結果の更新といったオプションもある(後者は、情報の削除をリクエストしたにもかかわらず、古いページがGoogleのインデックスに残っている場合に使用する)
「あなたに関する検索結果」からの予防的なモニタリングのための登録についても、Googleは手軽にできるようにしていく。「Results about you」のページにアクセスし、Googleアカウントでサインインすると、自分の個人情報がネット上に現れたときに通知を受け取れるようになる。これまでは、登録のためのページと、個人情報が見つかった場所を確認できるページが別々になっていた。