ラズパイで「Windows 10 on ARM64」を動かす(事前準備編) :名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第37回)(1/2 ページ)
今回は「ラズパイで「Windows 10 on ARM64」を動かす(事前準備編) :名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第37回)(1/2 ページ)」についてご紹介します。
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Raspberry Piが採用しているARMプロセッサ向けの「Windows 10 on ARM64」が公開されているのをご存じの方も多いと思います。筆者も知ってはいたのですが、インストールに途中で失敗して起動できていませんでした。しかし、最近になって動作が確認できたので、ご紹介したいと思います。
ただしWindows 10 on ARM64はラズパイにとってはかなり重いソフトです。転送速度が高速なmicroSDメモリカードを使うことに加えて、プロセッサのクロックアップにも挑戦してみたいと思います。
“速い”microSDメモリカードを探す
まずは高速な動作が期待できるmicroSDメモリカードを選びます。今回実験するmicroSDメモリカードは以下の6枚です。いずれもメーカーはサンディスクです。
Windows 10 on ARM64のイメージサイズが約4GBなので、「32GB以上であればテストを耐えうるのでは」という判断で選びました。後にラズパイでも使うことを考えて上限を64GBとしました。
またA1とA2という、アプリケーションパフォーマンスクラスによる速度差も知りたかったため、このようなチョイスとなりました。
これらのカードでによるテストを行いました。テストマシンはCore i7-9750H、メモリ16GBというスペックです。結果は以下の通りです。
比較したのはCrystalDiskMark 8の最上段にあるシーケンシャルライトとシーケンシャルリードの値です。基本的にはシーケンシャルリードの値は32GB Ultraを除けばどのカードも変わりないのですが、microSDメモリカードのランクによって、シーケンシャルライトがかなり違います。当然ながら一番早いのはExtreme Proを名乗るカード、その次はExtreme、そしてUltraへ落ちるといった具合です。これらのカードはで購入したのですが、購入価格は以下の通りでした。
当たり前ではありますが、やはり値段と性能は比例するのだなという印象です。これらの結果から、64GB Extreme Pro A2を利用してWindows 10 on ARMをインストールすることにしました。まあ、当然ですね。
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2021-02-25 23:38ラズパイ君、SDカード何枚も潰してるから録画みたいに命より大事な作業にはチョット,,,って感じがします(個人の感想です)