Instagram、ヘイト対策で3つの新機能 非フォロワーと最近のフォロワーの制限機能を全ユーザーに
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米Facebook傘下のInstagramは8月10日(現地時間)、プラットフォーム上のヘイト行為(いじめや嫌がらせ)を減らすための3つの新機能を発表した。テスト段階で紹介されていたものもあるが、正式機能になる。いずれも日本を含む世界でロールアウトする。
Instagramは2月、それまでビジネスアカウントとクリエイターアカウントにのみあった、フォローしていない人からのDMをオフにするオプションを全ユーザーに提供するとした。1月に英国の熱狂的なサッカーファンが、失点につながるプレイをした黒人スター選手のInstagramに人種差別的なコメントをつけたことがきっかけだった。
今回発表された新機能「Limits」(日本では「抑制」)は、自分をフォローしていない人だけでなく、最近(過去1週間以内に)フォローを開始した人をも制限できる。制限する期間は最長4週間。期間が終わる前にリマインドする設定も可能だ。制限したグループからのコメントとメッセージは、ユーザーが承認しない限り表示されない。
本稿筆者の環境で、既に利用できる。設定するには、自分のアカウントで[設定]→[プライバシー設定]→[抑制]を開く。
Instagramのが、「繰り返すとアカウントを削除する可能性がある」という警告は、これまでは同じような投稿を繰り返すユーザーの、2回目以降の警告で表示されるだけだった。これを、1回目の警告で表示するようになる。
過去1週間この機能をテストしたところ、1日当たり数百万回この警告が表示され、その約50%について、ユーザーはコメントを修正あるいは削除した。
、DMリクエストとコメントで見たくないワードやフレーズ、絵文字(以下、“不快な内容”)を隠しフォルダに自動的にフィルターする機能を、8月末までに全ユーザーに提供する。
自分で設定できる他、Instagram側で不快感を与える可能性のある単語、ハッシュタグ、絵文字のリストを用意しており、これはデフォルトでオンになっている(オフにすることも可能)。
不快な内容を非表示にするには、[設定]→[プライバシー設定]→[非表示ワード]で開くページで設定する。
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