サッポロビール、Teamsで使えるAIチャットボットで社内問い合せを効率化
今回は「サッポロビール、Teamsで使えるAIチャットボットで社内問い合せを効率化」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
サッポロビールは、社内での問い合せ対応の効率化を目指し、JBCCの人工知能(AI)チャットボットサービス「CloudAIチャットボット」を導入した。JBCCが発表した。
同社は、導入後に各部署のIT担当者が協働して利用状況や従業員からの要望を共有し、これまで以上に質問およびその回答集(FAQ)を充実させることができたという。現在は約4000件のFAQを蓄積しており、1000人を超える利用者からの日々の問い合わせに役立てている。なお、更新内容をFAQサイトから自動的にチャットボットへ反映する仕組みだ。また、ユーザーの声をアンケートで収集し、実態に即した対策を講じて、利用者の6割が問い合せでのストレスが軽減されたと回答しているという。
CloudAIチャットボットは、Microsoft Teamsと連携するクラウドサービス。サッポロビールは、Microsoft Teamsを社内で活用しており、社員にとって身近なツールから気軽に問い合せできるチャットボット機能を求めていた。
CloudAIチャットボットはSaaS型ですぐに使い始められ、サッポロビールは、高精度検索が可能なことも評価している。導入では既存のFAQサイトとチャットボットのRPA(業務プロセス自動処理プログラム)との連携が重要なポイントだったという。サッポロビール主体での構築をJBCCが支援して、1週間で実装し、FAQナレッジ管理の効率化を実現している。
FAQサイトは、16の管理部署の担当者が日々メンテナンスしている。約4000件のFAQをRPAが定期的にCSV形式のファイルで一括ダウンロードし、特定フォルダに格納している。さらに、これらをCloudAI チャットボットに読み込ませ、コンテンツの書き換えと学習を行う。また、FAQの他に社内マニュアルなどの文書検索も可能で、手間なく回答充実を実現しているという。