QUICK、生成AI利用の新サービスを開発–石川県が情報発信に活用
今回は「QUICK、生成AI利用の新サービスを開発–石川県が情報発信に活用」についてご紹介します。
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金融・経済情報サービスを展開するQUICKは8月22日、生成AIを用いた新サービス「QUICK Smart Brain」(QSB)を開発したと発表した。サービス導入の第1弾として、石川県がQSBを使った新たな広報関連サービス「デジヒロシ」を開始した。
QSBは、同社が持つ経済情報と企業や団体が保有するデータなどを対象に、情報収集から文章作成、複数言語の音声や動画作成までを一括して行える。
企業の広報活動や社内情報の共有、駅などでの鉄道の最新運行状況を伝える動画付き音声ガイダンス、製造現場の入出荷状況や障害発生の即時通知など、さまざまな場面での活用が想定されている。
デジヒロシは、AIが自動生成した県政関連の広報コンテンツを発信するサービスで、生成AIと動画合成技術を組み合わせた広報ツールとなる。石川県の馳浩知事から広報キャラクターを作成し、音声と動画でコンテンツを読み上げるもので、日本語のほか40言語で発信可能。広報発表や文化・観光・スポーツなどの催事、季節の情報や災害、保健福祉など多岐にわたる情報を提供する。
QUICKは地方自治体向けのほか、自社の情報や話題を社内の業務工程に組み込みたいと考える企業へも展開する予定だ。