ベリタス、自律型マルチクラウド最適化ソリューションと「NetBackup 10」を発表
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ベリタステクノロジーズ(ベリタス)は、クラウド向けに最適化した戦略を実現する新しいテクノロジー「Autonomous Data Management」(自律型データ管理)を発表した。さらにウェブスケールの運用を念頭に最新化された、新世代の「NetBackup」アーキテクチャ「NetBackup 10」を提供する。
Autonomous Data Managementによって、企業はデータ管理を簡素化するとともに、ランサムウェアをはじめとするさまざまな脅威からの保護を自動化することが可能になる。
またNetBackup 10は、「Amazon Web Service(AWS)」サポートおよび「Microsoft Azure」へのサポートの拡張を含め、強化したマルチクラウドストレージおよび調整したティアリング機能を提供し、バックアップストレージのコストを最大95%削減する。また重複排除サービスのアップグレードによってクラウドにおけるフットプリントの最小化がさらに進められ、企業の必要とするスケールを最適なタイミングで正確に提供し、さらなるコスト削減を実現する。
さらにマルチクラウド環境におけるプラットフォーム間リカバリ機能を提供し、ユーザーはデータを任意のKubernetesディストリビューションに復元させることができる。
くわえてNetBackup 10には、新しい完全に統合されたゼロコストベースバージョンの「NetBackup IT Analytics」が含まれている。この総合的な人工知能(AI)主導のアナリティクスおよびレポーティングによって、データ保護サービスを合理化しながらリスクを軽減することができる。さらに「Apache Cassandra」、主要なすべてのKubernetesディストリビューション、Microsoft Azure Managed SQL/Azure SQLを含め、これまで以上に多くのPlatform-as-a-Service(PaaS)ワークロードをサポートする新しい自動検出機能および保護機能を提供する。
ランサムウェアに対するレジリエンス(回復力)の面では、統合マルウェアスキャンニングによって強化された。自動マルウェアスキャンニング機能が、感染を完全に防止した環境でデータリカバリを実現するとともに、人工知能(AI)主導の異常検出機能がさらに強化され、マルウェアのスキャンニングを自動で開始できるようになった。この機能強化とランサムウェア検出サービスの組み合わせにより、柔軟にコンテンツを認識し、クリーンデータの迅速な復元を実現する。