ヤマハ発動機、従業員体験管理を活用してエンゲージメントスコアを向上
今回は「ヤマハ発動機、従業員体験管理を活用してエンゲージメントスコアを向上」についてご紹介します。
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ヤマハ発動機は、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス(体験)管理ソリューション「Qualtrics EmployeeXM」を継続利用して、エンゲージメントスコアを向上させたという。また同社は、エンゲージメントに関する調査、可視化、共有、アクションといった一連の流れを同ソリューションで構築している。クアルトリクスが発表した。
エンゲージメントスコアとは、従業員が会社に対し、どれだけ愛着心を抱いているかを数値化したもの。Qualtrics EmployeeXM導入後にヤマハ発動機は、初回の2020年の調査から継続的な改善を確実に進めるため、改善アクションの推進役を担う管理職に対し、「議論ではない対話の進め方」をインプットし続けた。調査結果の分析法やアクションの優先順位に関するインプットを続けた結果、2022年の調査では、エンゲージメントスコアが2021年比で3ポイント向上したという。
また、初回調査の内容を分析した結果、「30代前半の従業員のエンゲージメントスコアが、ほかの層と比較して低い」という問題が特定されたとのこと。そこで、社長と30代前半の従業員との間で、社長自ら従業員に長期ビジョンを説明するとともに、従業員から「社長に聞きたいこと・言いたいこと」を募る「対話会」を約50回実施した。その結果、2022年の調査では前年度と比較して15ポイント向上したという。
今後ヤマハ発動機は、国内だけでなくグローバル全体のグループにもQualtrics EmployeeXMを展開し、共通の目標を設定することで、グループ全体でのエンゲージメント向上を図るとともに、継続的なフォローアップを進める。