村田製作所、グローバルERPをSAPのクラウドに移行
今回は「村田製作所、グローバルERPをSAPのクラウドに移行」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
村田製作所は、グローバルで使用する経理財務システムをSAPの統合基幹業務システム(ERP)のクラウドサービス「SAP S/4HANA Cloud」を中核とする環境に移行し、本格運用を開始した。SAPジャパンが3月24日に発表した。
村田製作所は、グローバルで経理財務システムの標準化を進め、2018年に日本で稼働を開始して以降、欧州、米州、アジアに順次展開し、海外18法人でも使用していた。しかし、経営環境の変化が激しくなり、これにシステムを対応させていく上でクラウド化の必要性が生じたという。
このためSAPが提供するクラウド移行支援プログラム「RISE with SAP」を適用して、2021年11月にSAP S/4HANA Cloudなどへの移行を決定。短期での稼働開始に至った。
同プログラムを利用すれば、年1回のテクニカルバージョンアップの費用が不要で、経営環境の変化にシステム面での対応が容易になるほか、業務形態に合わせたユーザーライセンスを適用するためコスト削減にもなるという。