山九東南アジアHD、言語の壁を越えたマニュアルで業務の標準化へ
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大手総合物流企業の山九傘下の山九東南アジアホールディングス(山九東南アジアHD)は、スタディストのマニュアル作成/共有システム「Teachme Biz」を導入した。スタディストが発表した。
山九東南アジアHDは、東南アジアや中東、インドにおける山九の現地法人を統括している。5月から順次動画や画像を活用した作業マニュアルに切り替え、多様なバックグラウンドを持つ従業員が共通して理解できる環境を整えることで、業務の標準化と提供サービスの品質向上を目指す。
Teachme Bizの導入メリットについて同社は、動画や画像がメインのマニュアルを簡単に作成できることや、クラウド型のためインターネットに接続できる環境があれば、スマートフォンやPC、タブレットなどでいつでも閲覧できることを挙げる。
またアプリ内で動画や画像を加工できることや、文字がメインのマニュアルや口頭での伝達よりも言語の壁を越えて伝わりやすいことも採用のポイントとなった。紙のマニュアルのような印刷や管理のコストが発生しないことも評価された。
さらにTeachme Bizでは、「どのマニュアルを」「いつ」「誰が」見たかという履歴を確認でき、頻繁に閲覧されているマニュアルの内容についてはサポートする、あまり閲覧されていないマニュアルについては閲覧を促す、といったアクションにつなげられるという。
同社は4月からTeachme Bizでマニュアルを作成しており、製品充塡(じゅうてん)作業やフォークリフトの操作/点検手順などのマニュアルを作成してきた。5月には各拠点で順次、マニュアルの閲覧を開始して本格的に同システムを活用する。