東映アニメ、ローコード開発ツールを導入–システム内製化でアジャイル開発体制を構築
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東映アニメーションは、キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)が提供するローコード開発プラットフォーム「Web Performer」を導入した。システムの内製開発を推進し、利用者のニーズに迅速かつ的確に応える体制を整えた。キヤノンITSが6月2日に発表した。
Web Performerはシステム開発の知識に関わらず、低コスト、短期間でウェブシステムを開発することができるローコード開発プラットフォームのこと。直観的な開発、素早いリリース、自動生成による品質の均一化などにより開発時期が短縮でき、システムを利用するビジネス部門と開発部門との共創型開発を実現するとしている。ビジネス環境の変化に柔軟に対応したシステム構築が可能となる。
東映アニメーションは、テレビアニメなどの企画製作やコンテンツ配信など、広範にわたる事業を手掛ける。基幹システム・周辺システムにおける新規開発や改修需要が高まりを見せる中、同社では、開発の人材確保やスピード、外部委託によるコスト、また業務の属人化による非効率さなどが課題となっていた。このような課題を解決するため、システム開発を内製化でき、開発の経験がないユーザーでも使いこなせるツールとしてWeb Performerの導入に踏み切った。
Web Performerの導入により、開発経験の少ない担当者を含めた内製でのアジャイル開発体制を整備し、手戻りの少ない現場のニーズに沿ったシステム開発を実施。さらに、継続的に改善を実施していくDevOpsを実践した。
東映アニメーションは今後、内部システムだけではなく、外部に向けたウェブシステムに範囲を広げ、継続的にシステム開発の内製化に対応していく予定だ。