トヨタ自動車、整備設備を売買するサービスの立ち上げに「Stripe Connect」を導入

今回は「トヨタ自動車、整備設備を売買するサービスの立ち上げに「Stripe Connect」を導入」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 トヨタ自動車は、整備工場間で使われていない設備や工具を売買するプラットフォーム「メカコミ」の立ち上げに「Stripe Connect」を導入した。同製品を提供するストライプジャパンが7月21日に発表した。

 自動車業界では、自動運転や電動化、MaaS(Mobility as a Service)などによる変革期を迎えている。トヨタ自動車ではこのような変革期において、整備工場での後継者問題や人手不足、設備投資負担の業界課題を解決するため、メカコミの立ち上げを決定。6月から全国でサービスを開始している。メカコミには、「メカニック(整備士)」+「communication」を合わせた言葉で、「整備士が情報交換してお互いを助け合える場」という思いが込められているという。

 メカコミは、全国の整備工場で使われていない設備や工具を専門業者が査定して買い取ったり、工場間で売買したりするプラットフォーム。トヨタ自動車はメカコミの立ち上げにおいて、多対多の売り上げや資金の流れを管理するプラットフォームビジネスを短期間で構築し、複雑なフローを簡単に実現できることからStripe Connectの導入を決定した。

 Stripe Connectは、ソフトウェアプラットフォームやマーケットプレイスでのビジネスに向けた最適な決済を提供する。オンライン決済や請求書による支払いなど、世界各地の支払い方法に対応できる。また、資金フローやプラットフォームの管理などの機能も搭載している。

 トヨタ自動車は同製品を活用することで、取引の安全を担保するエスクローサービスや、売り手に対する入金などの機能を短期間で準備できたという。また、銀行振り込みやクレジットカードによる支払い手段を簡単に開発できたことで、幅広い顧客層の売買をサポートできるようになった。

 現在は、専任のサポートマネージャーから提供される定期的な分析と課題解決支援により、顧客満足度の向上に取り組んでいる。

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