Chatwork、予実管理を支援する「DIGGLE」を導入–全社的な予実意識の醸成を図る
今回は「Chatwork、予実管理を支援する「DIGGLE」を導入–全社的な予実意識の醸成を図る」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Chatworkは、予実管理をサポートする経営管理クラウドサービス「DIGGLE(ディグル)」を導入した。同サービスを提供したDIGGLEが8月17日に発表した。
DIGGLEは、業績の着地予測精度を向上させる経営管理クラウドサービス。予算の策定から予実突合、見込管理、レポートなど、経営管理が担う業務をDIGGLE上で行うことで、予実ギャップに対するアクションの早期化と、経営層や事業部とのコミュニケーションの円滑化を可能にするという。
今回、DIGGLEを導入したChatworkでは、経営管理やIR(Investor Relations)、M&A(合併・買収)アライアンスの機能を持つ経営企画室が予実管理を行っている。従来はスプレッドシートで予実管理を行っていたが、予実データの一元管理の工数や、部署間の連携工数が膨大だった。また、数値変更に手間がかかるため、予実の定期的な見直しや更新、分析をする文化が根付いていなかったという。
予実管理業務にかかる工数削減と効率化、また全社的に予実意識を向上させる狙いで同サービスの導入を決定。導入に当たっては、求める機能がそろっていて、自社の業務フローをそのまま移行できる柔軟なシステムである点が評価された。DIGGLEには、実行稟議(りんぎ)と予算をひも付ける機能や、取引先ごとに予算管理・予実突合を行える機能など、充実した機能が搭載されている。さらに、同社では全社的な予実意識の熟成を図ることを目的にしていたため、全社員がアカウントを持てる価格設定であることも導入の理由として挙げられた。
導入後は、経営企画室と各部署との連携がDIGGLE上で完結できるようになり、工数削減や業務効率化が実現。フローの改善により、全社的な予実意識も向上した。また、事業部を巻き込んだ柔軟性の高い予算運用と、経営企画が変更内容の把握を行うためのモニタリング機能が両立され、長期的な戦略に沿った予実管理が可能になったという。
従来は部門と勘定科目の2つの軸で予実突合を行っていたが、今後はこの2軸に加えて取引先ごとなど、さらに細かい予算内容の粒度で突合が可能になったことも、導入後の効果として実感しているという。